NGINXでIPアドレスによるアクセスを拒否する設定
【概要】NGINXの設定でIPアドレスでのWebサイトの表示を拒否する設定についてまとめます。ここではステータスコード403のforbiddenを返す設定にしているが、ステータスコード444にするとサーバーが何の返答もない状態を返すことになります。ステータスコードは各サービスに適したものを設定して下さい。※ ロードバランサー等でIPアドレスでの接続を行うシステムの場合、その接続を拒否してしまうので注意して下さい!AWSのロードバランサーを使用している場合にIPアドレスでのアクセス拒否を行う方法は下記の記事にまとめているので参考にしてみて下さい。EC2のWebサーバーにIPアドレス直打ちでのアクセスを拒否する方法【詳細】[概要]特定のサーバー設定(/etc/nginx/conf.d/****.conf)に下記の設定を行います。server_nameにサーバーのIPアドレス(ここでは192.168.0.10)を指定し、403を返却する事でアクセスの拒否をします。[/etc/nginx/conf.d/****.conf への設定内容]下記は80番ポートと443番ポートを拒否していますが、必要なポートのみの設定でも良いです。また、444を返却したい場合は「return 403;」を「return 444;」に変更して下さい。server {listen 80;server_name 192.168.0.10;return 403;}server {listen 443;server_name 192.168.0.10;return 403;}