redis-serverを起動して運用した場合、起動コマンドを打ったディレクトリにredisデータが保存されます。
任意の場所にデータを保存する為にはredis.confに設定をする必要があります。
このドキュメントの設定をする事で、どのパスでRedisサーバーを起動させても定めた格納場所に保存されるようになります。
1. redis.confのバックアップを作成
cp /usr/local/etc/redis.conf /usr/local/etc/redis.conf.org
2. redis.conf編集
vi /usr/local/etc/redis.conf
・変更内容
ここでは保存先をデフォルトからDocuments配下に存在するredis-localディレクトリ(Documents/workspace/redis-local)に設定します。
それぞれの環境に合わせた保存先のパスを指定して下さい。
# dir /usr/local/var/db/redis/
dir /Users/hoge/Documents/workspace/redis-local
※ 「# dir /usr/local/var/db/redis/」はデフォルトの為、コメントアウトしています。
ただ、バックアップを取っている為、デフォルトの設定行は削除してしまっても問題ありません。
3. alias設定
vi ~/.zshrc
設定内容
# Setting for redis server
alias redis-server-local="redis-server /usr/local/etc/redis.conf"
ここではエイリアスで「redis-server-local」としていますが任意のコマンド名にして下さい。
4. Redisサーバー起動
redis-server-local
上記のコマンドを打つことでaliasが設定されている為、redis.confファイルを読み込みます。
その結果、どの場所で上記コマンドを実行しても保存先のディレクトリ指定をした「/Users/hoge/Documents/workspace/redis-local」に保存されます。
通常の起動コマンドである「redis-server」を実行するとコマンド実行時のディレクトリにdump.rdbファイルが作成されます。